2021年3月13日(土)に愛知県は大府市、あいち健康の森で行われました、第3回まっつんハーフのレースレポートです。正確に書くと、大会ではなく、草レース?タイムトライアル?なのですが、個人的には、本気で挑んだ「大会」としてカウントしています。
まずは、「大会」を主催してくださった、Twitterフォロワーのまっつん氏@souchou_runと一緒に走ってくださった皆さんにお礼申し上げます。特にまっつん氏には事前の調整から、行き帰りの送迎まで、至れり尽くせりでした。ありがとうございました。
コース特徴
https://runnippon.jp/chubu/aichi/course147/
1周1150mほどでフラットではなく、細かなアップダウンのあるコースでした。またちょうど上りのところでヘアピンカーブがあり、じわじわと体力を奪われるなという印象のコースでした。
レース前日まで
まっつんハーフ前の練習内容はこちら
その週のCVインターバルで、1km8本(設定3'35"/km, r200jog)を比較的余裕を持ってこなすことができました。しかしながら、左脚の状態が思わしくなく、違和感がある状態でした。前日の3/12は雨が降っていたので、オフにしましたが、左の太腿に強い張りが感じられる状態でした。
余談ですが名古屋には前日入りしており、
フォロワーうしゆーさん@ushiyudrafanと一緒にマラソンフェスティバルのブースに行ってきました。ただし新型コロナウイルス感染予防対策で、外出は極力控え、基本はホテルで仕事をして過ごしておりました。
装備
- シューズ(adidas adizero adios Pro)
- ウェア(adidas)
- タイツ(2XU)
- ロングソックス(2XU)
- キャップ(FEELCAP)
- サングラス(Swans)
- ジェル(アミノバイタルSuper Sports) ← 30分前に摂取
レース当日
当日は、午後からということでしたが、朝は雨が残る状態。気分が上がらなかったので、せっかくなのでご当地のものをと思い、名古屋モーニングをいただきました。
名古屋駅から、大府駅へ向かいます。20分ほどで到着。今回、写真が全然残っていないのですが、それは初めてお会いする方しかいなかったために、緊張していましたが故です。笑) 前述のまっつん氏と大府駅でご挨拶し、あいち健康の森まで送ってもらい、他の方々ともご挨拶。皆さん、良い人そうと思っていました^^
到着した際は、雨が残っており、かつ風が強く吹いている状況でした(4, 5mほど?)。ただ、カチッと時間を決めてやるわけではなく、雨が落ち着くのを待ってのスタートとなりました。
スタート
雨が落ち着いたのが13時を過ぎた頃でしたが、風は依然として強く吹いているのが厄介に感じられました。作戦は特になく、快速ランナーのみのりん氏@minorin_hunaが、ペーサーとして最初の10kmはサブ80ペースで引っ張ってくださるとのことだったので、それを信じてあまり深く考えずついていくことだけを考えていました。
☆スタートから5km
5km: 18'43" (3'43"-3'46"-3'45"-3'42"-3'47")
力まずに走ることだけを意識していましたが、後から動画を確認すると、肩に力が入っているような動きでした。また、高低差自体はそれほどないのですが、あまりフラットなところがなく、これはシビアな戦いになりそうだぞ、とこの時に感じていました。厄介だなと思ったのが、(1)ヘアピンカーブのある上りと、(2)アゲンストの風が吹く下りの部分でした。
☆5km〜10km
10km: 37'35" (3'44"-3'46"-3'46"-3'47"-3'49")
いつもハーフでは5kmを過ぎたあたりで呼吸が整って、そこから一定の落ち着いたペースで巡航できるのですが、今回はこの時点でアップアップでした。心拍も後からみると190近い心拍を出していました(心拍ベルト使用)。それでも何とか落ち着くことを信じて我慢をしていました。
☆10〜15km
15km: 57'02" (3'44"-3'49"-3'59"-4'04"-3'51")
ペーサーさんが離脱されて、ここからが勝負というところで、上半身の方がおっつかなくなっていました。まともに呼吸ができない状態で、嗚咽が漏れそう(というか漏れていた?)そんな状態でした。12kmが終わったところで、上半身の辛みに耐えきれなくなり、これ以上は持たない!となり、遺憾ではありましたが、ペースを落とさざるを得ませんでした。一度ペースを落としてみて、回復を図り、様子をみます。しかし、一度ペースを落とすとそこから上げるのは至難の技で、それが15km以降に如実に顕れます。
☆15km〜20km
20km: 1°17'21" (3'59"-4'04"-4'06"-4'06"-4'04")
このあたりは低空飛行。14kmから15kmのところで、一度は抵抗してはみましたが、上半身と下半身が全く噛み合わない状態でした。呼吸は乱れっぱなしで下は動かせるはずなのに全然動かせないチグハグな状況。15kmのところでサブ80は無理だと悟りましたが、それでもDNFしなかったのは、一緒にベストを尽くそうと頑張っているフォロワーさんがいるのに、ここでリタイアするのは恥ずかしいと思っていたからです。普通の大会では起こらない感情なのですが、こういう「仲間内」の催しだからこそ起こる奇特な現象だなと今振り返ると思います。
☆20km〜ゴール
リザルト: 1°21'48"(3'59"-28")
ラストはフラフラでしたが、なんとか少しだけ上げてゴール。ベストの1°21'16"にも届かない結果とはなりましたが、充実感はありました。ラストは心拍190以上でゼーハーいいながらでしたが、維持は見せることができたかと思います。ちなみに、走り終わってから気付きましたが、無補給・無給水でした。
息も絶え絶えでしたが、その後残り一周だけ、紅一点で参加されていたフォロワーのみゆ氏@hatch620を引っ張るという約束をしていたので、1kmほど必死に引っ張って、PB更新を一緒に喜びました♪いや、良かった良かった。
内省
反省点は一言で言えば、実力不足でした。
前走の2020年10月のロケットマラソン大阪大会から5ヶ月経っており、それなりの成長が見込まれ、また、練習内容としても十分な練習を積むことができていると思い、
サブ80は達成できると、変な過信をしていました。ところが、スピードに耐えきれず、心肺が持たないという結果でした。悔しいが、現状はその程度、この一言に尽きます。
逆に、収穫もありました。それは、一度潰れたところで粘ることができた点です。
結果だけみると大した記録ではありませんが、挑戦をして、そこで折れなかったこと、つまりリタイアすることなく、最後まで走りきれたことは記録の良し悪しの如何に関わらず、次につながると思います。81分台も怪しいかと15kmあたりでは思っていましたが、意外と粘りこむことができ、なんとか81分台でまとめることができました。実際この辛い時に頑張ったこの経験は、(すでに終わってしまいましたが)2週間後のなにわ淀川マラソンでも活きました。
これから
残念ながら、サブ80を達成することができず、(DNF以外で)本気で走って記録を更新できませんでした。2019年に本格的にマラソントレーニングを始めてこれが初めてだったため、練習内容を見直さなければならないと感じました。
ところで、その翌日に名古屋シティマラソン・名古屋ウィメンズマラソンがあり、フォロワーさんも多く出場されており、スタート地点ではその中のお二方とお会いすることができたのですが、名古屋シティマラソン(ハーフ)の方を見てみますと、記録を更新されたフォロワーさんは夏〜秋にトラックで結果を残しており、そのスピードを持久力に生かす練習を秋から冬にかけて行っておられました。自分はそうした練習ではなく、夏場はひたすらスタミナをつける練習を行っていたため、スピードを鍛える練習は疎かになりがちでした。その結果、確かにスタミナはつきましたが、スピードは伸び悩んでいるように感じます。バランスが難しいですが、そうしたところから練習内容や大会の使い方を見直してみたいと思います。
とまぁ、モヤっとした結果にはなりましたが、1年以上(2019年11月)ぶりに泊まりがけで遠征に行くことができましたし、かけがえのない時間となりました!
愛知楽しかったよ!